Ultraman Florida 2024 – Bike Packing (バイク梱包) – SPECIALIZED SHIV EXPERT

Ultraman_Florida_2024

バイク(SPECIALIZED SHIV EXPERT)を輪行のために梱包(ある程度分解)した時の手順メモです。

梱包箱はバイクポーターSTD (116cm x 80cm x 30cm / 三辺合計226cm / 2.8kg)ですが、おそらく 一回り小さいバイクポーターPRO (106cm x 74cm x 23cm / 三辺合計 203cm / 2.2kg)でも入ると思います。

  1. 使用バイクのスペック
  2. 分解の手順
    1. ハイドレーションシステム(タンクとホース)を外す
    2. ギアをアウタートップにする
    3. ストレージボックスを取り外す 要:六角レンチ 5mm
    4. ドリンクゲージを取り外す 要:六角レンチ 3mm と 5mm
    5. シートポストの位置をマークしておく 要:マスキングテープ
    6. シートポストを抜く 要:六角レンチ 5mm
    7. Di2バッテリーケーブルを抜く
    8. Di2バッテリーを取り外す 要:ラジオペンチ
    9. Di2バッテリーケーブルを固定する 要:マスキングテープ
    10. ペダルを外す 要:ペダルレンチ
    11. クランクとチェーンを固定する 要:マジックテープ or インシュロック
    12. ハンドルを折りたたむ 要:六角レンチ 5mm
    13. DHバーの台座を前後に反転させる 要:六角レンチ 5mm
    14. DHバーの位置のマークしておく 要:マスキングテープ
    15. DHバーの向きを上向きから横(もしくは下向き)に変える 要:六角レンチ 3mm
    16. DHバーの肘おきを内転させる 要:六角レンチ 3mm
    17. 前輪のスルーアクスルを外す 要:六角レンチ 6mm
    18. 前輪を外す
    19. 前輪のディスクブレーキにスペーサーをはめる 要:ディスクブレーキスペーサー
    20. 前輪にエンド金具を取り付ける 要:前輪用エンド金具、スルーアクスル
    21. 後輪のスルーアクスルを外す 要:六角レンチ 6mm
    22. 後輪を外す
    23. 後輪のディスクブレーキにスペーサーをはめる 要:ディスクブレーキスペーサー
    24. 後輪にエンド金具を取り付ける 要:後輪用エンド金具、六角レンチ 6mm
    25. 外した前後輪のディスクブレーキローターを外す 要:ロックリング外し
    26. 外した前後輪の空気を抜く
    27. 外した後輪のスプロケットを保護する
    28. リアディレーラーのDi2用ケーブルを抜いて固定する 要:マスキングテープ
    29. リアディレーラーを外す 要:六角レンチ 5mm
    30. リアディレーラーを保護・固定
    31. 外した部品とフレームの保護
    32. 梱包
  3. 組み立ての手順
    1. 部品とフレームの保護を外す
    2. 後輪のスプロケットの保護を外す
    3. 前後輪の空気を入れる
    4. 前後輪にディスクブレーキローターを取り付ける 要:ロックリング外し
    5. 後輪のエンド金具とスルーアクスルを取り外す 要:六角レンチ 6mm
    6. リアディレーラーの保護を外す
    7. リアディレーラーを取り付ける 要:六角レンチ 5mm
    8. リアディレーラーにDi2用ケーブルを挿しなおす
    9. 後輪のディスクブレーキからスペーサーを外す
    10. 後輪を取り付ける 要:六角レンチ 6mm、後輪用スルーアクスル
    11. 前輪のエンド金具とスルーアクスルを取り外す 要:六角レンチ 6mm
    12. 前輪のディスクブレーキからスペーサーを外す
    13. 前輪を取り付ける 要:六角レンチ 6mm、前輪用スルーアクスル
    14. DHバーの台座を元に戻す (前後反転させる) 要:六角レンチ 5mm
    15. DHバーの向きを元(横向き→上向き)に戻す 要:六角レンチ 3mm
    16. DHバーの肘おきを元(内向き→外向き)に戻す 要:六角レンチ 3mm
    17. 折りたたんだハンドルを元に戻す 要:六角レンチ 5mm
    18. クランクとチェーンの固定を外す 要:ハサミ
    19. ペダルを取り付ける 要:ペダルレンチ
    20. Di2バッテリーにケーブルを挿しなおす
    21. Di2シフトの動作を確認する
    22. Di2バッテリーをシートポストに戻す
    23. シートポストを取り付ける 要:六角レンチ 5mm
    24. ドリンクゲージを取り付ける 要:六角レンチ 3mm と 5mm
    25. ストレージボックスを取り付ける 要:六角レンチ 5mm
    26. ハイドレーションシステム(タンクとホース)を取り付ける 要:専用工具一式

使用バイクのスペック

製品名SHIV EXP DISC UDI2
サイズS
フレームS-Works FACT 11r carbon, FACT IS construction, crosswind-optimized airfoils, OSBB, Integrated Fit System, Integrated Nutrition and Hydration Fuelcell, flat-mount disc
フォークFACT carbon, integrated Fit System, flat-mount disc, 12x100mm thru-axle
ハンドルバーSpecialized Shiv Aerobar, carbon, variable stack adjust
バーテープRoubaix S-Wrap
サドルSitero Expert Gel, hollow Ti rails
シートポストShiv Disc Carbon Post – 0mm Offset
フロントブレーキTRP HD-T912, hydraulic disc
リアブレーキTRP HD-T912, hydraulic disc
フロントディレーラーShimano Ultegra Di2 R8050, braze-on
リアディレーラーShimano Ultegra Di2 R8050, 11-speed
カセットスプロケットShimano Ultegra R8000, 11-speed, 11-28t
クランクセットShimano Ultegra R8000, HollowTech 2, 11-speed
ボトムブラケットPraxis, BB30 for Shimano
チェーンShimano Ultegra, 11-speed
フロントホイールRoval C 38 Disc, carbon, tubeless-ready, 38mm depth, 24h
リアホイールRoval C 38 Disc, carbon, tubeless-ready, 38mm depth, 24h
フロントタイヤTurbo Pro, 60 TPI, folding bead, BlackBelt protection, 700x24mm
→ Continental GP5000 25-622 (700x25C)
リアタイヤTurbo Pro, 60 TPI, folding bead, BlackBelt protection, 700x24mm
→ Continental GP5000 25-622 (700x25C)
チューブTurbo Ultralight, 48mm Presta valve
ジャンクションAEW-RS910
https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g97419-3001/
ペダルGarmin Rally RS200
サイコンGarmin Edge 840

購入時のまま乗っていますが、タイヤはパンクに強いと評判のGP5000に交換しています。

分解の手順

 次の工具を使用します。

  • 作業用手袋
  • マスキングテープ
  • ラジオペンチ
  • マジックテープ or インシュロック
  • ハサミ or ニッパー
  • ペダルレンチ
  • 六角レンチ 3mm
  • 六角レンチ 5mm
  • 六角レンチ 6mm
  • ディスクブレーキスペーサー x 2
  • ロックリング外し
  • 前輪用エンド金具
  • 後輪用エンド金具
  • ハイドレーションシステム用専用工具(ワイヤーガイド一式) ※今回は未使用

ハイドレーションシステム(タンクとホース)を外す

SHIVの特徴のひとつとしてストレージ一体型のハイドレーションが挙げられますが、今回のUltraman Florida では下記2つの理由から使用を見送りましたので、この手順はスキップします。

  1. バイクパートが2日間 (1日目 145km、2日目 275km) に分かれており、2日連続でハイドレーションを使うのに抵抗があった。(1日目終了後に取り外して洗浄→再度取り付けなおすのが面倒だった)
  2. バイクボトルを都度交換する運用のほうがなにかと都合が良かった。(その時飲みたいものを飲める、冷えた状態で受け取れる、等)

ギアをアウタートップにする

チェーンが一番外側になるようにギアを変更しておきます。

ストレージボックスを取り外す 要:六角レンチ 5mm

ストレージボックスを取り外すため、2箇所のネジ(5mm)を外します。

上部のネジは、オスとメスで挟み込むように締められています。

ネジは取り外したままだと紛失する可能性があるので、フレーム側に取り付けておきます。

下部のネジも緩めると、ストレージを取り外すことができます。
このネジは、ドリングゲージの固定も兼ねており、フレームの内側と外側の2箇所にネジ穴が切られています。

ドリンクゲージを取り外す 要:六角レンチ 3mm と 5mm

ドリングゲージは5mmと3mmのネジで留められています。(上部の5mmのネジはストレージボックスと兼用)
両方のネジを外し、ドリングゲージを取り外します。

ネジは取り外したままだと紛失する可能性があるので、フレーム側に取り付けておきます。

シートポストの位置をマークしておく 要:マスキングテープ

シートポストを抜く前に、現在のポジションを忘れないよう印をつけておきます。

シートポストを抜く 要:六角レンチ 5mm

シートポストを抜くため、固定金具の5mmのネジを緩めます。

固定金具を取り外し、

シートポストを引き抜きます。
シートポストにはDi2バッテリーが内蔵されており、ケーブルが接続されていますので、慎重に引き抜きます。

Di2バッテリーケーブルを抜く

Di2バッテリーからケーブルを抜きます。(ケーブルではなく端子側を持って慎重に引き抜きます)

Di2バッテリーを取り外す 要:ラジオペンチ

シートポストからDi2バッテリー本体を引き抜きます。
Di2バッテリーは、飛行機の受諾手荷物として(自転車と一緒に)荷室に預けることができません。そのため、取り外して機内に持ち込む必要があります。(取り外しが困難な場合などはそのまま受諾手荷物として預けられるケースもあるようです)

ケーブルを取り外したDi2バッテリーのゴム部分を、ラジオペンチなどで掴み・・

ゆっくり、少しずつ慎重に引き抜いていきます。

取り出したDi2バッテリー本体。バイクとは別に運ぶことになるので忘れないように気を付けます。

取り外したシートポストの固定金具は、シートポストがないとフレームに固定し直すことができませんので、

紛失しないよう、シートポストにマスキングテープで固定しておきます。

Di2バッテリーケーブルを固定する 要:マスキングテープ

フレーム本体側のDi2バッテリーケーブルは、なにかに挟まって断線しないようにマスキングテープなどでフレーム内部に固定しておきます。

ペダルを外す 要:ペダルレンチ

右側のペダルを外します。(反時計周り)

スペーサーも一緒に外します。

左側のペダルを外します。(時計回り)

スペーサーは、紛失しないように外したペダルと一緒にマスキングテープで固定しておきます。

クランクとチェーンを固定する 要:マジックテープ or インシュロック

チェーンがアウターからインナーに落ちないように、クランクとチェーンをインシュロックなどで固定します。

※輸送中にチェーンがインナーに落ちると、テンションがかかった時にチェーンリングが曲がってしまうことがあるそうです。

ハンドルを折りたたむ 要:六角レンチ 5mm

ハンドルのゴムの部分をめくり、

外側のネジ(5mm)を緩めます。

ある程度緩めると、ハンドルが倒れます。

左右、同じようにハンドルを倒します。

DHバーの台座を前後に反転させる 要:六角レンチ 5mm

DHバーの台座の向きを逆にします。

DHバーの台座のネジ(5mm) 2箇所を外します。

Di2のケーブルが接続されているので慎重に持ち上げて、

逆向きに取り付けます。

DHバーの位置のマークしておく 要:マスキングテープ

DHバーの向きを変更する前に、現在のポジションを忘れないよう印をつけておきます。

DHバーの向きを上向きから横(もしくは下向き)に変える 要:六角レンチ 3mm

DHバー1本につき3箇所 (合計6箇所) のネジ(3mm)を、それぞれ少しずつ緩めます。

※写真下部、V字型の器具は購入後にスペシャライズドから連絡を受け、追加で取り付けられたものです。(DHバーの脱落事例があったそうでその対策品)

上向きのDHバーを横向き(もしくは下向き)にし、緩めたネジを締めなおします。

DHバーの肘おきを内転させる 要:六角レンチ 3mm

肘おきのカバー(マジックテープ)を剥がし、固定ネジ(3mm)を緩めます。

内側に固定しなおし、肘おきのカバー(マジックテープ)を戻します。

ハンドルとDHバー、肘おきを畳んだ状態。
だいぶコンパクトになりました。

※今回は肘おきを取り付けたまま輪行しましたが、梱包箱にバイクを逆さに入れた時、肘おきに重心が偏るのが少し心配でした。次回は肘おきの台座ごと取り外そうかと思います。

前輪のスルーアクスルを外す 要:六角レンチ 6mm

前輪のスルーアクスル(6mm)を取り外します。(反時計回り)

取り外したスルーアクスルはエンド金具の固定用に流用します。

流用しない場合は、取り外したスルーアクスルを忘れてしまわないように注意します。

前輪を外す

前輪のディスクブレーキにスペーサーをはめる 要:ディスクブレーキスペーサー

前輪を外したら、すぐにディスクブレーキにスペーサーを差し込みます。

スペーサーを差し込んでいない状態でブレーキレバーを握ってしまうと、左右のパッドがくっついてしまい自力で元に戻すことが難しくなってしまいます。それを防ぐために、ホイール(ディスク)を外したらすぐにスペーサーをセットします。

前輪にエンド金具を取り付ける 要:前輪用エンド金具、スルーアクスル

前輪用のエンド金具(オーストリッチ:100mm x 12mm スルーアクスル用)を、先程取り外したスルーアクスルを使い取り付けます。

後輪のスルーアクスルを外す 要:六角レンチ 6mm

後輪のスルーアクスル(6mm)を取り外します。(反時計回り)

取り外したスルーアクスルはエンド金具の固定用に流用します。

流用しない場合は、取り外したスルーアクスルを忘れてしまわないように注意します。

後輪を外す

後輪のディスクブレーキにスペーサーをはめる 要:ディスクブレーキスペーサー

後輪を外したら、すぐにディスクブレーキにスペーサーを差し込みます。

スペーサーを差し込んでいない状態でブレーキレバーを握ってしまうと、左右のパッドがくっついてしまい自力で元に戻すことが難しくなってしまいます。それを防ぐために、ホイール(ディスク)を外したらすぐにスペーサーをセットします。

後輪にエンド金具を取り付ける 要:後輪用エンド金具、六角レンチ 6mm

先程取り外したスルーアクスルを使い、リアエンド金具(オーストリッチ:142mm x 12mm スルーアクスル用)を取り付けます。

挿しこむ順番(左から) フレーム(ディレーラー側) → リング(ツルツル面がフレーム側) → コの字金具左側 → 筒状金具(リングついているほうが右側) → コの字金具右側 → リング(ツルツル面がフレーム側) → フレーム

外した前後輪のディスクブレーキローターを外す 要:ロックリング外し

ディスクローターをホイールから取り外します。

※ホイールにディスクローターを取り付けたまま輸送すると、他の荷物と干渉してディスクローターが曲がってしまうことがあるそうです。

ロックリング外しを使って、

反時計周りに緩め、

ロックリングとディスクブレーキローターを取り外します。

ロックリングは取り外したままだと紛失する可能性があるので、ホイールに取り付けておきます。

外した前後輪の空気を抜く

飛行機に預けるため、タイヤの空気を全て抜きます。

※今回、羽田空港(デルタ航空)でバイクを受諾手荷物として預ける際、通過した3つの窓口(重量測定、超過手荷物受付、超過手荷物預かり口)の全てで、タイヤの空気を完全に抜いているかを口頭で確認されました。

外した後輪のスプロケットを保護する

スプロケットの歯欠けを防ぐため、保護します。

昔購入した輪行袋の同梱品を使用していますが、軍手や靴下でも代用できると思います。

リアディレーラーのDi2用ケーブルを抜いて固定する 要:マスキングテープ

リアディレーラーのDi2ケーブルを抜きます。

※今回はDi2バッテリー本体を取り外しているので心配ありませんが、バッテリーが生きた状態でシフトチェンジボタンが押されたままの状態になると、バッテリーを消耗し続けてしまうことがあるそうです。それを防ぐために、ケーブルを抜いてバッテリーからの電力供給を停止します。

外したケーブルをマスキングテープなどでフレームに固定します。

リアディレーラーを外す 要:六角レンチ 5mm

リアディレーラー(5mm)を取り外します。(反時計回り)

リアディレーラーを保護・固定

取り外したリアディレーラーをエアパッキンなどで包み、フレームに固定します。

外した部品とフレームの保護

取り外した部品とフレームをそれぞれ梱包します。

  • フレーム
  • ストレージボックス
  • ドリングゲージ
  • シートポスト
  • Di2バッテリー → 機内持ち込み手荷物として別に運搬
  • 左右のペダルとスペーサー
  • 前輪用スルーアクスル → エンド金具と一緒にフレームに取り付け
  • 前輪ホイール
  • 前輪のディスクブレーキローター
  • 後輪用スルーアクスル → エンド金具と一緒にフレームに取り付け
  • 後輪ホイール+スプロケット
  • 後輪のディスクブレーキローター

細かい部品や工具をそれぞれジップロックに入れて、それらを段ボールなどにまとめて忘れ物がないようにします。

梱包

バイクポーターSTD (116cm x 80cm x 30cm / 三辺合計226cm / 2.8kg) に入れた時の写真です。空きスペースにはかなり余裕があり、レース機材をほぼすべて入れることができました。

  • バイクポーターSTD本体(約3kg)
  • バイクフレームとホイール、取り外した部品類
  • バイク機材(フットポンプ、予備のチェーンやチューブ/タイヤ等、工具類)
  • レースウェア(ウェットスーツ、ヘルメット、バイクウェア、バイクシューズ、ランウェア、ランシューズ)
  • 緩衝材(主に毛布やタオル)

搭乗当日、受諾手荷物の窓口で上記が入った梱包箱を計量したところ、31.8kg でした。
飛行機(デルタ航空)に無料で預けられる荷物(スポーツ用品)の重量は約22.6kg(50ポンド)ですので、約9kg超えてしまいました。
同乗者の受諾手荷物枠が1つ余っていたので、9kg超過分の荷物(主にウェア類)を分散しなおして、無料分に収めることができました。

空港で慌てないためにも、荷物の重量は出発前に確認・調整しておきましょう。

組み立ての手順

基本的には分解の逆の手順で組み立てていきます。

注意点はDi2バッテリーにケーブルを挿しこみなおすところです。ケーブルをカチッと手応えがあるまで強めに挿しこむ必要があるので、「バッテリーにケーブルを挿す」→「シートポストにバッテリーを戻す」の順に作業したほうが良いです。
逆に「シートポストにバッテリーを戻す」→「バッテリーにケーブルを挿す」の順で作業してしまうと、ケーブルの挿しこみ時にバッテリーがシートポストの奥に押し込まれてしまい、ケーブル接続ができていない&手元の工具でバッテリーが抜けなくなってしまう事態に陥ります。ご注意ください。

部品とフレームの保護を外す

後輪のスプロケットの保護を外す

前後輪の空気を入れる

前後輪にディスクブレーキローターを取り付ける 要:ロックリング外し

ディスクブレーキローターは裏表が逆でもホイールに取り付けられてしまいますので、向きを間違えないようにしましょう。(向きを間違った場合でも、ディスクブレーキにはまりませんのでそこで気が付くはず)

後輪のエンド金具とスルーアクスルを取り外す 要:六角レンチ 6mm

ここで取り外したスルーアクスルはこの後、後輪の取り付けに使用します。

リアディレーラーの保護を外す

リアディレーラーを取り付ける 要:六角レンチ 5mm

SHIVのリアディレーラーは、開いた状態でも閉じた状態でも取り付けられてしまいます。

正解は閉じた状態で取り付けることです。
開いた状態で取り付けてしまうとギアの変速がうまくいかなくなります。取り付け後にギアの変速がうまくいかない場合、リアディレーラーを取り付けなおすと戻ることがあります。

リアディレーラーにDi2用ケーブルを挿しなおす

後輪のディスクブレーキからスペーサーを外す

後輪を取り付ける 要:六角レンチ 6mm、後輪用スルーアクスル

前輪のエンド金具とスルーアクスルを取り外す 要:六角レンチ 6mm

ここで取り外したスルーアクスルはこの後、前輪の取り付けに使用します。

前輪のディスクブレーキからスペーサーを外す

前輪を取り付ける 要:六角レンチ 6mm、前輪用スルーアクスル

DHバーの台座を元に戻す (前後反転させる) 要:六角レンチ 5mm

DHバーの向きを元(横向き→上向き)に戻す 要:六角レンチ 3mm

DHバーの肘おきを元(内向き→外向き)に戻す 要:六角レンチ 3mm

折りたたんだハンドルを元に戻す 要:六角レンチ 5mm

クランクとチェーンの固定を外す 要:ハサミ

ペダルを取り付ける 要:ペダルレンチ

Di2バッテリーにケーブルを挿しなおす

カチッと手応えがあるまで、少し強めに挿しこむ必要があります。

Di2シフトの動作を確認する

シートポストを戻す前に、Di2が正常に動くか(バッテリーが正常に接続されているか)を確認しておきます。

Di2バッテリーをシートポストに戻す

シートポストを取り付ける 要:六角レンチ 5mm

ドリンクゲージを取り付ける 要:六角レンチ 3mm と 5mm

ストレージボックスを取り付ける 要:六角レンチ 5mm

ハイドレーションシステム(タンクとホース)を取り付ける 要:専用工具一式